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弊社のレポート執筆者である室谷は、関西学院大学法学部卒業及び米国での学位(MA)取得に引き続いて、1989年(平成元年)より日本株の調査レポートを、証券会社に勤務するアナリストとして執筆しております。カザノブ証券東京支店(本社/ロンドン)に勤務していた期間(1993年~2003年)には、調査部の中小型株アナリストとして、将来に向けての成長力が大きい事業会社を見出し、内外の機関投資家の方々にご紹介することを通して、そういった事業会社の認知度の引き上げに寄与しております。例えば、LCD向けのフィルムで世界的な市場シェアを有しているA社や、半導体の微細化を先導するB社、更には、精密モータ及びM&Aに強みがあるC社などが事例として挙げられます。なお、2009年10月27日、株式会社ウォールデンリサーチジャパンを創業し、スポンサードリサーチレポートを作成及び配信するサービスの提供を開始しております。
中小型成長株の発掘/認知度の引き上げ
上述にある通り、弊社のレポート執筆者である室谷が得意とするところは、中小型成長株を発掘し、その認知度を引き上げることです。弊社を創業して以来の最も顕著な事例として挙げられるのは、ネット通販を展開するD社です。IPOの段階における時価総額が100憶円に満たない水準に留まっておりまして、将来に向けての成長力はかなり大きいものの、それが株式市場において認知されていかったためか、IPO以来5年ほどを経過した段階においても年度平均PERが20倍を大きく超える局面がありませんでした。5年目におきましては16.5倍です。一方、弊社がサービスをご提供させていただきました、6年目から8年目に向けましては、年度平均PERが継続的な上昇を示していまして、8年目では56.5倍が達成されています。弊社が継続的に作成及び配信させていただきましたD社の「企業レポート」や「決算速報」を通した認知度向上が内外の機関投資家の方々において発生している模様です。また、現状に至る経緯におきましても、これを超えるほどまでに年度平均PERが上昇する局面は発生していないようです。
「プル型」のプラットフォーム/「プッシュ型」のメール配信
弊社が作成した「企業レポート」や「決算速報」は、このWebサイトを含む各種の「プル型」のプラットフォームに配信させていただいております。閲覧していただくターゲットとして想定しているのは、基本的に、ファンダメンタルズ分析で日本株に投資をされておられる内外の機関投資家の方々でございます。一方、いわゆる中小型株への関与が深い内外の機関投資家の方々に対しましては、「プッシュ型」のメール配信もしております。なお、MiFIDⅡにおきましては、証券会社が発行するリサーチレポートは、対価を支払うことをもってのみ閲覧することができるようになっているのですが、いわゆるスポンサードリサーチレポートは、ここでの規制の対象外となっていることは周知かと存じます。また、弊社での事例におきましては、メール配信から漏れておられる機関投資家の方々から、時折ではございますが、弊社のメール配信リストへの登録の依頼を受けることもあります。