経理人材不足
2026年5月15日、経理領域に特化したEnterprise AI Companyとして、経理書類の電子化からAIエージェントによる判断自動化までを一貫して提供する、ファーストアカウンティングは、2026年12月期第1四半期(1-3月)の実績を発表している。経理人材不足という構造的な社会課題を追い風に、同社が従来からのOCR・自動化領域から判断業務を担うAIプロダクト「Steward」へと価値提供を拡張していることが明らかになっている。即ち、AIエージェント時代の経理プラットフォーマーとしての位置付けを得ているとも考えられよう。第1四半期(1-3月)においては、前年同期に対する大幅な増収・増益が達成されており、通期の会社予想に対する進捗率が営業利益にして42.6%にまで及んでいる。同社によれば、大企業向けでの増収に加えて安定収益基盤の積み上がりが着実に進捗している一方、高水準の売上総利益率の維持・向上と販売管理費の増加抑制の双方が達成されているとのことである。今後に向けての具体的な成長ドライバーとしては、2027年4月からの新リース会計基準強制適用が挙げられている。同社は、関連需要の収益化が2026年の後半から本格化すると見込んでおり、制度変更を契機とした大企業向け案件などの拡大が期待されている。

